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サイバーセキュリティについて解説!情報セキュリティと何が違う?

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オプティマ・ソリューションズ編集部

プライバシーマークとISMSの認証取得/更新のお手伝いをしています。担当者の皆様自身に情報セキュリティに関する様々な知識やコツを見に付けていただいて、皆様の会社自体が成長していただけることを心掛けています。しっかりと皆様のお話をお聞きして、親身に寄り添いながらサポートするのが当社のコンサルティングです。

テレワークの普及、ビジネスのグローバル化、そしてDX(デジタルトランスフォーメーション)の加速により、サイバーセキュリティの強化は多くの企業にとって急務となっています。

「うちの会社はセキュリティ対策ソフトを入れているから大丈夫!」と思っている方もいるかもしれません。しかし、そのソフトがどのような脅威に対応できるのか、どんな対策が実際に講じられているのかを正しく把握しているでしょうか?

「評判がよさそうだから」「とりあえず導入したから安心」といった場当たり的な対策では、実際にサイバー攻撃を受けたときに組織を守ることはできません。

本記事では、サイバーセキュリティの基本をわかりやすく解説します。ぜひ最後までお付き合いください。

この機会に、自社のセキュリティ体制を見直したいという方には、ISMSの取得をおススメします。ISMSを取得するメリットや、取得までの流れについては、以下の記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。

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サイバーセキュリティとは何か?

まずは、「サイバーセキュリティとは何か?」という基本から押さえておきましょう。

サイバーセキュリティとは、インターネットやコンピュータを安全に利用できるように対策を講じることを指します。具体的には、保有するデジタルデータやシステムを、破壊・盗難・サイバー攻撃などの脅威から守るための取り組みです。例えば、セキュリティ対策ソフトやファイアーウォールの導入から、サーバー設置場所の入退室管理を行うこともサイバーセキュリティの一環と言えます。

今やインターネットに接続している限り、誰もがサイバー攻撃の標的になり得ます。ウェブサイトの閲覧やファイルのダウンロードなど、普段の業務で行う何気ない行動が原因で攻撃を受けることもあります。そのため、日頃から適切なサイバーセキュリティ対策を講じておくことが不可欠です。

また、サイバー攻撃は外部からのものだけではありません。デジタルデータは持ち出しが比較的容易なため、内部関係者による不正な情報持ち出しが発生するリスクもあります。サイバーセキュリティ対策を考える際には、「外部攻撃」と「内部不正」の両方を想定することが重要です。

「サイバーセキュリティ対策にはコストがかかる」との声もありますが、サイバー攻撃を受けた際の被害は、単なる経済的損失にとどまりません。データ漏えいなどが発生すれば、企業の信用は大きく損なわれ、顧客離れやビジネス機会の喪失につながる可能性があります。さらに、最悪の場合、業務の継続が困難になることもあり得ます。

これらのリスクを踏まえると、サイバーセキュリティへの投資は単なるコストではなく、企業の存続を左右する重要な経営判断と言えるでしょう。

情報セキュリティとの違いは?

サイバーセキュリティを語るうえで、より広い概念である情報セキュリティについても触れておきましょう。

情報セキュリティとは、情報の機密性・可用性・完全性を確保し、適切に管理するための取り組み全般を指します。その対象はデジタルデータだけでなく、紙の書類や口頭での情報共有なども含まれます。

その中でも、特にインターネットやネットワーク上の脅威に対処するための分野がサイバーセキュリティです。サイバー攻撃やマルウェア、不正アクセスなど、デジタル環境におけるリスクから情報を守るための対策がこれにあたります。

つまり、サイバーセキュリティは情報セキュリティの一部であり、情報を守るための手段のひとつに過ぎません。情報セキュリティ対策がしっかりしていても、サイバーセキュリティが不十分な場合、デジタル情報の漏えいや改ざんのリスクは残ります。

自社の環境において、情報セキュリティ全体の視点からサイバーセキュリティ対策が十分かどうかを改めて確認することが重要です。

サイバー攻撃にはどんなものがある?

サイバーセキュリティで欠かせないのが、サイバー攻撃対策です。

2010年以降、スマートフォンの利用が加速したことに伴い、これまでは主にパソコンが標的となっていたサイバー攻撃は、スマートフォンもその標的となるように変化しています。

ここでは、その代表的な種類と実際に起きた事例についてご紹介したいと思います。

不正アクセス

IDやパスワードを不正に入手し、アクセス権限を持たない人が、許可なくシステムや情報にアクセスする攻撃

<事例>

2020年11月、大手モバイル決済事業者が第三者による不正アクセスの攻撃を受け、加盟店の営業情報をまとめたデータベースの情報が約2000万件流出した可能性があると発表しました。

DDos攻撃(分散型サービス妨害攻撃)

複数のコンピューターから大量のアクセスを発生させ、ネットワークやサーバーに大きな負荷をかけることによって、システムをダウンさせる攻撃

<事例>

2015年11月に、国際スポーツ競技大会の組織委員会のWebサイトがDDos攻撃の標的となり、サイトが約12時間にもわたって閲覧不能な状態となりました。

サプライチェーン攻撃

セキュリティレベルが低い企業から取引先の企業へと侵入し、標的とする企業に侵入する攻撃

<事例>

2022年3月、大手自動車メーカーの部品メーカーがサイバー攻撃を受け、これがきっかけとなり14工場28ラインが停止する事態になりました。典型的なサプライチェーン攻撃で、最終的に約1万台以上の自動車の生産を見送る大きな被害をもたらしました。

SQLインジェクション攻撃

Webアプリの脆弱性を悪用し、不正なSQL文を実行させることによってデータベースシステムに不正アクセスし、情報を搾取・改ざん・削除する攻撃

<事例>

2022年1月、大手学習塾のWebサーバーがSQLインジェクション攻撃の標的となってしまい、保有するメールアドレスが最大で約28万件流出した可能性があることが発表されました。

サイバーセキュリティは企業の信頼と未来を守る鍵

サイバー攻撃の脅威は年々進化しており、どの企業も例外なくそのリスクにさらされています。情報漏えいやシステム障害が発生すれば、金銭的な損害だけでなく、企業の信用やブランド価値の低下にもつながります。

重要なのは、「うちは大丈夫」と過信せず、常に最新のセキュリティ対策を講じることです。自社のセキュリティ体制を見直し、必要な対策を適切に実施することで、リスクを最小限に抑えることができます。

この機会に、サイバーセキュリティの強化に取り組んでみてはいかがでしょうか?そのためにもISMSの取得を検討している方は、ぜひ専門家に相談しながら進めることをおすすめします。

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