プライバシーマーク(Pマーク)を取得すると、お馴染みのロゴマークを使用できるようになることはご存じの方も多いことでしょう。とはいえ、詳細までは把握していないという方が大半かもしれません。
そこで、この記事では、
- ロゴの概要やデザインコンセプト
- 正しい使い方について
- どのような点に注意すべきか
といった点について解説します。
また以下の記事では、Pマークについての基本知識を整理しています。本記事と合わせてご覧ください。
目次
- プライバシーマーク(Pマーク)ロゴとは
・ロゴの意味
・ロゴの構成 - ロゴはどのような使い方ができるのか
- ロゴ使用の際に注意すること
・リンク先を掲載すること
・個人情報保護方針を掲載すること
・提供されたデータをそのまま使用すること
・登録番号が目視できる大きさで表示すること - ロゴには使用期限がある?
- まとめ
- Pマーク取得のご相談ならオプティマ・ソリューションズへ!
目次
プライバシーマーク(Pマーク)ロゴとは
プライバシーマーク(Pマーク)は、個人情報を保護する体制が整っている事業者であることを、日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)から認められた証に付与される資格です。
規定の審査を経てPマークを取得できた際には、JIPDECからロゴが届きます。みなさんも、楕円の中に青い「P」の文字をあしらったロゴを見たことがあるでしょう。
本・弊社サイトでは、トップページはもちろんのこと、全てのページの最下部に掲示しています。
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ロゴの意味
・「P」のロゴは「P」と「i」の組み合わせでできており、個人情報を意味する「Personal Information」の頭文字を表しています。
「P」にはそのほか「Privacy」(プライバシー)、「Protect」(保護する)の意味も込められており、「i」は「information」(情報)のほかに「individual」(個人)の意味も示しています。
この「P」「i」を楕円で囲むことで、「個人」「情報」「プライバシー」が保護されている様子を表しているのが、このロゴのデザインコンセプトです。
ロゴの構成
この「P」と「i」をあしらったデザインの下に、8桁もしくは10桁の数字が記載されていることにお気づきの方がおられるかもしれません。この数字は、Pマークの登録番号となっており、事業所ごとに異なる番号が付与されています。
8桁の登録番号と、10桁の場合は( )付で枝番2桁が付記されています。この( )付の枝番は、プライバシーマークの更新回数を示すものです。Pマーク付与時には、この枝番入り10桁の番号入りのロゴと、登録番号のみ8桁のロゴの2種類が届くことになっています。この理由については、後にご説明します。
ロゴはどのような使い方ができるのか
Pマークを取得した事業者は、このロゴを自由にどこにでも掲載してよいのかといえば、そういうわけでもありません。日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)では、以下の場所に表示することを認めています。
・店頭
・契約約款
・説明書
・宣伝
・広告用資料
・封筒
・便箋
・名刺
・ホームページ 等
たとえばこれらの掲示物を印刷製作した後に、Pマークの更新回数が変更になるケースも考えられます。その都度、製作物を作り直すのも現実的ではないことから、そのようなケースを考慮して「登録番号8桁のみ」のロゴマークの使用が認められています。先に、10桁のロゴと8桁のロゴの両方が付与されると述べたのは、そういった事情によるものです。
Pマーク更新申請については、以下の記事も合わせてご覧ください。
ロゴ使用の際に注意すること
また、Pマークのロゴ使用にあたっては、日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)の定める規約に則って使用する必要があります。具体的には、以下のようなものが挙げられます。
リンク先を掲載すること
事業者ホームページ上にてロゴを掲載する際には、プライバシーマーク制度WEBサイトのトップページ直接のリンクを必要があります。
弊社でも、各ページ最下部のPマークロゴにリンクを設定しています。
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提供されたデータをそのまま使用すること
画像を加工したり、書体や縦横比を変えたり、字詰めや色合いを変更したりといったことは、禁止事項に明記されています。たとえば楕円部分は背景色と同じ色で使用する必要があり、白で塗りつぶすなどといった加工をしてはいけません。モノクロ使用の際は、JIPDECから付与されたモノクロデータを使用しましょう。
登録番号が目視できる大きさで表示すること
登録番号は8桁もしくは10桁と長めですが、この数字のすべてが目視できるサイズでの表示がルールです。登録番号が読み取れないサイズでの表示や、番号を削除しての表示は禁止されています。
ロゴには使用期限がある?
Pマークの認証を維持するには、2年ごとの更新審査を受けることが必要となっています。
同じようにロゴの使用可能期間も、取得または更新から2年間です。更新審査を受けずに、2年間を超過してロゴを使用し続けることはできませんので、注意が必要です(更新審査の審査期間中は延長使用が認められます)。登録番号内には更新回数も枝番で記載することになっていますが、前述のように、枝番の表記は任意です。
Pマークの有効期限や更新方法については、以下の記事で解説していますので合わせてご確認ください。
まとめ
この記事では、Pマークのロゴについての説明やその使用法、注意すべき点などについてまとめました。せっかくPマークを取得したのですから、その証として付与されるロゴマークの使用上の注意点を把握して適切に利用し、「個人情報を適切に扱っている」ことを取引先や顧客に効果的にアピールしていきましょう。Pマーク取得後の運用についても、コンサルティング会社に相談することが可能です。
ぜひ以下の記事も参考になさってください。
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※本記事の作成に当たっては、下記の公式文書を参考にしました。