(画面はJIPDECのWebサイトより)
皆さんこんにちは。
プライバシーザムライ中康二です。
NTT西日本のグループ会社で昨年発覚した大規模な個人情報漏えい事件。報道でご存じの方も多いことと思います。
コールセンター業務のために、民間企業30社・自治体など39団体から取り扱いを委託されていた個人情報928万人分が、10年間にわたり不正に持ち出され、名簿屋に転売された可能性があるとのことで、影響範囲が広く、大規模な事件となりました。
今回の事件に対して、プライバシーマークの運営元である(一財)日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)プライバシーマーク推進センターは、NTT西日本のグループ会社である(株)NTTマーケティングアクトProCXとNTTビジネスソリューションズ(株)に対して、プライバシーマークの付与の取り消しを行ったと9月20日付で発表しました。
過去からも、大規模な個人情報漏洩事件を発生させた場合にプライバシーマークの取り消しが実施されています。今回も下記の規定に従って決定されたものと思われます。
プライバシーマーク付与に関する規約
https://privacymark.jp/system/about/PMK500.pdf
18条 プライバシーマーク付与の取り消し
別紙2 欠格性の判断及び措置の決定の手順
また本事件については、下記の記事に詳しく書いていますので、まだお読みでない方はぜひご一読ください。
この内容が皆さんにとって何かの参考になればと思います。
今後も新しい情報が入りましたら、皆様にシェアいたしますね。
プライバシーザムライ
中 康二