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【Pマーク情報】JIPDECがPマークポータルの機能強化、取得更新の申請や事故報告がオンラインで可能に

JIPDECがPマークポータルを強化
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プライバシーザムライ 中 康二です(オプティマ・ソリューションズ株式会社 代表取締役)。ソニー出身。プライバシーマークとISMSの専門家。個人情報保護/情報セキュリティに関して、最新の情報を皆様にわかりやすく発信しています。

※トップ画像はプライバシーマーク公式Webサイトより引用。

皆さんこんにちは。
プライバシーザムライ中康二です。

(一財)日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が運営する「Pマークポータル」がこの度、機能を強化しました。これにより、プライバシーマーク(Pマーク)の取得・更新申請や、個人情報事故の報告がオンラインで完結できるようになります。

Pマークポータルとは?

Pマークポータルは、JIPDECが運営するWebサイトで、プライバシーマークを取得する事業者とJIPDECを直接つなぐコミュニケーションツールです。以前は郵送やCD-ROMで行っていた「担当者・住所変更」やロゴデータの受け渡しも、このポータル上で手続きできるようになりました。JIPDECは、これにより事務処理の効率化を目指しています。

新機能①:Pマークの取得・更新申請(JIPDECから審査を受ける場合)

2024年10月から、Pマークの取得や更新の申請がPマークポータル上で可能になりました。

    新規取得の場合は、まずポータルの利用申し込みを行い、JIPDECから発行されるIDとパスワードでアクセスします。
    更新の場合は、すでにアカウントが使えるため、そのまま手続きが可能です。
    郵送申請も継続されるため、従来の方法も選択できます。親切な配慮ですね☺

    ※注意:JIPDEC以外の指定審査機関(JUASやKIISなど)で審査を受ける場合は、上記の対象外となりますので、それぞれの審査機関の指示に従ってください。すでに多くの審査機関でもオンライン申請が可能です。

    新機能②:事故報告のオンライン対応(すべてのPマーク取得事業者が対象)

    こちらの機能は、Pマークを取得しているすべての事業者にとって大きなメリットになるでしょう。Pマーク制度では、万が一個人情報の事故が発生した場合、審査機関への報告が義務付けられています。これが2024年11月からPマークポータル上で報告可能になります。

      全てのPマーク取得事業者が対象です。指定審査機関を利用している場合でも、JIPDECのポータルで報告することで、別途審査機関に報告する必要はありません。なお、報告された内容は自動的に指定審査機関へ共有され、その後の対応や改善指導が行われるものと思われます。

      Pマークポータル
      https://privacymark.jp/member_site

      この内容が皆さんにとって何かの参考になればと思います。

      また、何か情報が入りましたら、皆様にシェアいたしますね。

      プライバシーザムライ
      中 康二

      週に一回程度、更新情報をお届けします。

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