
※トップ画像はISMS公式Webサイトより
皆さんこんにちは。
プライバシーザムライ中康二です。
ISMS認証制度を国内で運営している 一般社団法人情報マネジメントシステム認定センター(ISMS-AC) は、同センター配下の認証機関によるISMS認証の取得件数が8,000件を超えたると発表しました。
情報セキュリティの重要性が年々高まる背景
ここ数十年で IT革命 が加速し、私たちの生活やビジネスは劇的に変化しました。
パソコンやスマートフォンは当たり前の存在となり、その裏側では クラウドデータセンターが膨大な個人情報や機密情報を処理 しています。
その一方で、
- 不正アクセスによる情報漏洩
- サイバー攻撃によるシステム障害
- ランサムウェアによる業務停止
など、企業や組織を狙った サイバー脅威が日々増加 しています。
このようなリスクに対応するため、情報セキュリティの強化は企業の最重要課題のひとつとなっており、その解決策のひとつとして ISMS認証の取得が進んでいるのです。
ISMS認証が選ばれる理由とは?
特に、ISMS認証は 「部署単位」で取得できるという柔軟性が大きなメリットとなっています。
例えば、プライバシーマーク(Pマーク)は法人全体での取得が必須 ですが、ISMS認証は 必要な部署のみで取得可能 です。
📌 具体的な違いの例
- プライバシーマークの場合→ 社員数1,000名の企業が取得するには、社長をはじめ 全社員の教育・運用が必須。
- ISMS認証の場合→ 例えば、新規事業部 5名のみ で取得し、スモールスタートできる。
この 「段階的に導入できる自由度の高さ」 が、多くの企業に支持されている理由のひとつと考えられます。
ISMS認証取得の流れは今後も続くか?
サイバー攻撃の増加や、企業の情報管理に対する社会的な要求の高まりを考えると、今後もISMS認証の取得数は増加していく可能性が高いでしょう。
ISMS-ACの公式リリースはこちら
https://isms.jp/topics/news/20241227.html
この内容が皆さんにとって何かの参考になればと思います。
また、何か情報が入りましたら、皆様にシェアいたしますね。
プライバシーザムライ
中 康二