弊社クライアントの公益財団法人防衛基盤整備協会様が、
プライバシーマーク(Pマーク)を取得されました。
弊社のプライバシーマーク取得サポートをご利用いただきました。
(担当コンサルタント:遠藤朝永)
同法人 理事長補佐研究センター長付 渉外・新規事業担当・岡田様、
総務部企画課長・河野様からいただいたコメント:
御法人の事業内容と、Pマークを取得した理由について教えてください。
私どもは公益財団法人です。防衛思想の普及、防衛装備品等の生産や調達、
防衛施設の建設に関する事業、 情報セキュリティ及び国際規格等の
認証に関する事業を行っております。
情報セキュリティの分野で、防衛省は企業との間のメールのやり取りなど 、
セキュリティを強化しようとしております。
また、個人情報保護に関する法律が厳しくなってきており、
入札に関してPマーク取得が参加要件になっている案件も出てきております。
当協会では、もともと内部的な規則を作るなど、個人情報保護には取り組んできておりましたが、
システムとしての体制は必ずしも十分ではありませんでしたので、
この際Pマークを導入して改めて体制を強化しようと思いました。
コンサル会社を弊社に決めていただくまでの経緯を教えてください。
自衛隊援護協会に相談して御社のことを知りご連絡しました。
実は他のコンサル会社にも相談し見積もりを取りましたが、
実績、金額の面でも御社の条件が私どもに合っておりましたし、
ご紹介を受けた関係もありましたので、御社にお願いすることにしました。
どのような体制で取り組みましたか?
実際の運用は各事業部ごとに責任者を決めて行い、
メインの制度作りは主に私達2名で取り組みました。
作業にどれくらい時間がかかりましたか?
台帳の作成、リスク分析をしている時はかかりっきりでしたね。
こちらで作ったものを各事業部に展開していき、
内容を精査しながら作成していきました。
この間は、業務をしながらだいたい毎日3〜4時間は作業をしていました。
今回を機会に新たに強化したセキュリティ対策はありますか?
カードキーを全員に持たせ、出入りを管理したり、会議スペースで面会するなど、
もともと情報セキュリティの体制は構築しておりましたので、
今回新たに強化したということは特にありません。
現地審査の印象はどうでしたか?
とても紳士的でした。細部についてチェックしていただいたり、
いろいろ教えていただいたりしました。大きな指摘はなかったです。
コンサルタントの遠藤さんから審査で聞かれると言われていた事は
やはり聞かれました。しかし事前に準備が出来ておりましたので、
安心して審査に臨むことが出来ました。
一番時間がかかった作業、大変だったことは何ですか?
個人情報を大量に扱っている部署とそうでないところの意識の差がありますので、
意識を統一させることが一番大変でした。
コンサルティングで良かったことを教えてください。
コンサルタントの遠藤さんは、レスポンスも早かったですし、
説明も分かりやすく非常に助かりました。
Pマークを取得して良かったことは何ですか?
内部的にはクリアデスクを徹底出来たことが良かったですね。
分散していた書類なども整理されましたので、管理がしやすくなりました。
対外的には目的だった事業にもPマーク取得が間に合いましたし、
Pマーク取得は官公庁の入札の参加要件として多くなる傾向にありますので、
これからに期待しております。
これからPマークに取り組まれる方へひとことお願いします。
初めて導入するときに、個人情報保護体制をシステムとして
具体的にイメージするのは難しいと思います。
例えば個人情報 というものに具体的な形があるわけではないので、
コンサルの話を聞いて初めて具体的にイメージ出来ると思います。
コンプライアンスの観点からすればPマーク取得というよりも、
個人情報保護に対する体制を作っていくという気持ちでないと、
良いものにはならないと思います。
また、今後は、取引する相手方と信頼し合えるかどうかが
大切になってくると思います。
その点、第三者認証のPマークを持っていることは
1つの信頼の証になると思います。