弊社クライアントの株式会社ビジネス教育出版社様が、プライバシーマーク(Pマーク)を取得しました。弊社のプライバシーマーク取得サポートをご利用いただき、着手から約8ヵ月での取得を実現しました。(担当コンサルタント:遠藤朝永)
同社・専務取締役 中野 進介様からいただいたコメント:
御社の事業内容とPマーク取得の経緯について教えてください。
当社は、企業内教育研修に関するビジネスを広く展開しています。教材の販売、通信教育、図書出版、E-Learningシステムの提供、講師派遣などを行っています。
顧客の大半が金融機関であり、これまでも個人情報の取扱に関しては神経を使ってきましたが、第三者の目でチェックしていただいて、対外的にアピールするためには、プライバシーマークの取得が最低限必要かと考えました。
コンサル会社を弊社に決めていただくまでの経緯を教えてください。
お知り合いのアイ・イーシーさんがプライバシーマークを取得されたので、お話を聞きに行きまして、御社のことを教えていただきました。私は、かなり高額の投資が必要と思っていましたが、御社から見積書をいただいた時には「思ったより安いな」と思いました。予算の範囲内でしたので、御社にお願いすることにしました。設備投資に関する不安もありましたが、御社の事前の説明でそんなに必要ないということを聞いて、それも払拭できました。
どのような体制で取り組みましたか?
当社としては、責任者1名、事務局1名、実務担当4名、システム担当1名という陣容を組んで取り組みました。最初の頃は全員で打ち合わせに参加し、途中から必要な人だけに絞りましたが、作業としては全員で協力して取り組みました。
作業にどのくらいの時間がかかりましたか?
打ち合わせが、2週間に1回、2時間ですね。あとは、打ち合わせの間に宿題をこなすのに各自2週間に10時間ずつくらいは作業したんじゃないかと思います。
教育はどうやって実施しましたか?
遠藤さんに講師をやっていただいて、集合研修を開催しました。
追加のセキュリティ対策は何やりましたか?
オフィス内のネットワーク機器をワイヤーでロックしました。お金がかかったのはこれくらいです。お金のかからない対策としては、朝晩の解錠と施錠の記録をつけるようになり、パスワードの管理と、USBメモリの管理を徹底しました。それくらいです。
現地審査の印象は?
現地審査は、遠藤さんの事前レクチャーの通りだったので、準備したとおり受け答えできて、全く困ることはありませんでした。指摘事項は5個で、大きなものはなく、すぐに対策ができました。
一番時間がかかった作業は何ですか?
リスク分析に時間がかかりました。当社は、業務の種類が多岐にわたるため、リスク評価表も業務ごとに作成せざるを得ませんでした。最終的にはリスク評価表を20枚作成しました。
Pマークを取得しての感想を教えてください。
今回、プライバシーマークを取得し、取引先の皆様にもご満足いただける体制が実現したと思います。社員の意識も確実に向上したと思います。これを続けていけるように、気を引き締めていきたいと思います。
コンサルティングで良かったことを教えてください。
個人情報台帳の作成とリスク評価を行う中で、業務フローが明確になり、業務のマニュアル化を進めることができました。これはとっても良かったと思います。
コンサルタントの遠藤さんには本当に熱心にやっていただいたと思います。当社の業務の複雑な部分を理解していただいて、助言をいただけたので、助かりました。
これからPマークに取り組まれる方へひとことお願いします。
Pマーク取得の作業は決して無駄ではありません。業務の見直しもできるし、社内体制の整備にも役立ちます。取得までのプロセスが自分たちの役に立つんですから、サボらずにちゃんとやることをオススメします。
ありがとうございました。(中)