弊社クライアントの株式会社ロゼッタ様、株式会社グローヴァ様が、プライバシーマーク(Pマーク)を2社同時更新されました。弊社のプライバシーマーク更新サポートをご利用いただきました。(担当コンサルタント:北村達也)
株式会社ロゼッタ 執行役員 社長室長・酒井様、社長室・川内様からいただいたコメント:
御社の事業内容と今回、Pマーク更新に至った経緯を教えてください。
当社は、ロゼッタが親会社で、グローヴァ、海外放送センターという2つの子会社があります。ロゼッタは機械翻訳のソフト開発、販売、及びその機械を活用した翻訳の受託業務をしており、グローヴァは人間だけでやる翻訳及び通訳をしております。また、海外放送センターは法人向けの語学研修事業をしております。
ロゼッタ、グローヴァでは翻訳の受託をしており、翻訳物の中に個人情報や機密情報が入っていることもあります。そういった面でセキュリティが大変問われるので、ロゼッタ、グローヴァの2社でPマークを取得しました。今後も更に業務拡大していこうということで、引き続きPマークを更新することにしました。
コンサルティング会社の選定について教えてください。
できるだけノウハウのある会社という条件で複数のコンサルティング会社を選定しました。御社には取得時にお世話になった経緯もありましたし、価格面でもメリットがありましたので、そのまま御社にお願いすることにしました。
社内体制はどういった形でしたか?
主にコンプライアンス業務を行っている社長室の3名とシステム管理者の計4人体制でやりました。
作業にどのくらいの時間がかかりましたか?
2015年9月にスタートし約4ヶ月後に現地審査となりました。分からないところは北村さんに逐一聞きながら作業を進めました。
安全管理策は新たに講じましたか
特に経費をかけたことはしていません。Pマークについては、日常メンテナンスしていないと審査の際に大変なことが分かりましたので、今は当たり前のことを日常やるような運用方法に切り替えました。社内で今は、Pマークの運用が浸透してきたと思っています。
苦労したポイント(一番時間がかかった作業)は何でしたか?
審査の際、前回は2社分をまとめてライフサイクル分析表を作成したのですが、今回は会社ごとに作るよう指摘された点で作業負担が増え、そこが一番時間がかかりましたね。
現地審査の印象はいかがでしたか?
とにかく今回は細かく聞かれたという印象があります。マイナンバーの運用が始まったので、一層細かいのかなと思いました。それで、審査員の方に「前回の指摘事項と今回の指摘事項がなぜ違っているのか」と質問したら、あいまいな返事で困惑した場面もありました。ただし、北村さんが私たちの不明点を適切に答えてくれたのでとても助かりました。現地審査は2社分やりましたので、1社分は通常の時間で終わりましたが、もう1社分は少し長かったように思います。
コンサルティングで良かった点は何ですか?
コンサルタントの北村さんが、先手先手で教えてくれたのでとてもありがたかったです。書類の書き方など私たちが分からなかったところを丁寧に教えてくれました。私たちの質問にも迅速、的確に答えてくれたのでとても助かりました。また、北村さんがユーモアを入れて進行してくれたので、飽きずに楽しく学ぶことができたことも良かったですね。
Pマークを取得して良かった事はなんですか?
翻訳を委託されるお客様にコンプライアンス面で高いレベル感と安心感を与えることできます。Pマークを持っていることが取引のパスポートとなっていると思います。委託先評価のヒアリングシートで、PマークやISMS取得を聞かれますので、Pマークを持っていると相手に安心感を与えることができるのだと思います。また、Pマークを持っていることで、社員のコンプライアンス意識が向上していると感じますね。
これからPマークを取得する会社さんに一言お願いします。
自社でPマーク取得、更新は専門外なのでとても大変だと思います。コンサルタントを使うとその道のプロがやってくれるので、われわれは日常業務に専念できるのでとても助かったですね。また、弊社はちょうど株式市場への上場とPマークの更新時期が重なったので、コンサルタントを使ったことはとても有意義でした。社内にPマークを浸透させる際、私たちが作成した内容だと説得力に欠けますが、プロの方が作ったものはとても説得力があり、社内に浸透する上でとても助かりました。北村さん、ありがとうございました。