弊社クライアントの株式会社スタメン様が、
プライバシーマーク(Pマーク)を取得されました。
弊社のプライバシーマーク取得サポートをご利用いただきました。
(担当コンサルタント:西口博美)
同社コーポレート部長・喜多 亮介様からいただいたコメント:
御社の事業内容とPマーク取得の経緯について教えてください。
弊社では、エンゲージメント経営を通じて明るく強い組織づくりを支援するサービス
「TUNAG(ツナグ)」を運営しております。
弊社のサービスでは取引先の従業員さまの個人情報を取り扱うこともあり、
規模を拡大するにあたって、当社の情報セキュリティに対する
信頼性をもっと高めていくことが重要だと考えていました。
今後、さらに社内体制を整えていく上でも、対外的に信頼性を示していくためにも
明確な目標が必要だと考え、プライバシーマークの取得を目指しました。
コンサル会社を弊社に決めていただくまでの経緯を教えてください。
御社と名古屋のコンサルティング会社、
そしてもう1社は名古屋には拠点がない会社の合計3社にお声がけしました。
ポイントとしては2点あって、まずセキュリティは現場を見てもらうことが
大切だと思いましたので、名古屋本社にも来てもらえること。
もうひとつは、取得して終わりというものではないので、
取得後のサポートを含めてご提案いただいたことです。
その2点のポイントにおいて、弊社としては御社がマッチしたということです。
どのような体制で取り組みましたか?
社長と各部門の責任者と私の6名でチームを作り
プライバシーマーク取得に向けてスタートしました。
作業にどのくらいの時間がかかりましたか?
どのくらいというと表現が難しいですね…。
個人情報の洗い出しにはかなり時間がかかりました。
今回を機会に新たに強化したセキュリティ対策はありますか?
そうですね、もともとセキュリティ対策について、システムや物理的な側面では
実施しておりましたので、社内の体制面の対策がほとんどでした。
なので、今回のPマーク取得をきっかけに新たな投資を行ったことはありませんでした。
苦労したポイント(一番時間がかかった作業)は何でしたか?
やはり、台帳作成が大変でした。
技術的な部分については担当者に聞かないとわからないので、
仕様を担当者にヒアリングしながら作成していきました。
現地審査の印象はいかがでしたか?
名古屋の審査機関である中部産業連盟さんに審査をお願いしました。
最初はどういう審査になるのか心配していましたが、
審査というより「困っていることがあったら何でも相談してください」と
柔軟に対応方法をアドバイスしてくださるので、とても助かりました。
コンサルティングで良かったことを教えてください。
おかげさまで社員が40人に増えまして、プライバシーマークに着手したころの15人のメンバーから
あとから入社してきたメンバーへと、落とし込みが進んでいます。
少人数のうちに着手して良かったと実感しています。
コンサルタントの西口さんには実態をしっかり見ていただきました。
取得までのスケジュールを作成していただき、それに沿って進みましたので、
何とかついていくことができました。
また、審査のプロセスを丁寧にアドバイスいただき、親身に説明いただきました。
やはり自分たちでは漠然として確証が持てないものも、
外部の方に入っていただく事で違った視点で見ることができました。
それが特にありがたく感じました。
Pマークを取得しての感想を教えてください。
お客様に向けての明確な効果はまだ見えておりませんが、
社内的にはPマークが名刺に載ったことが良かったです。
Pマーク持ってるのでしっかりしないと、という意識が出てきたと思います。
新しいメンバーが入って来た時でしたので、メール送信に関してなど、
自然発生的にメンバー同士がお互いに注意しあうようになりました。
これからPマークに取り組まれる方へひとことお願いします。
対外的にというよりも、社内に対しての効果が大きいと思います。
Pマーク取得をきっかけにして、個人情報保護に関する意識が高まります。
個人情報をきちんと守っていこうという社内向けのメッセージとして取り組むと
良いものになるのではないでしょうか。