弊社クライアントのヤマトロジスティクス株式会社様が、プライバシーマーク(Pマーク)を更新されました。弊社のプライバシーマーク更新サポートをご利用いただきました。(担当コンサルタント:村田和樹)
同社CSR戦略担当 ゼネラルマネージャー・篠原錦一様、CSR戦略担当 スーパーバイザー・棚澤 佳奈子様、CSR戦略担当・河 睿媛様、池田拓馬様からいただいたコメント:
御社の事業内容とコンサル会社を弊社に決めていただくまでの経緯を教えてください。
弊社は納品物流、通販物流、メディカル物流などのロジスティクスサービス、海外引越などの海外生活支援サービス、美術品輸送サービスなどを行っております。プライバシーマークは2008年に取得しました。取得時からしばらくは別のコンサルティング会社様にお願いしておりましたが、3回目の更新後より疎遠になってしまったため、翌年の運用は自社で対応しました。しかし、更新審査に向けた準備を自社のみで行なうのは難しいと判断し、御社からいただいたダイレクトメールを見て、問い合わせをさせていただきました。
(1)コストの面
(2)最終的に自力で運用していけるスキルが身につく
という2点が弊社のプラスになると思いましたので、お願いする事にいたしました。
規程などの見直しはどのように行いましたか?
お打ち合わせの結果、現行の規程を修正する方が良いだろうという結論になりました。現行の規程を修正することで、更新手続きの負荷が重くなるのではと懸念しておりましたが、結果的には、規程の変化点が明確になったため、その後の運用が容易になりました。
どのような体制で取り組みましたか?
実務担当3名、教育担当1名の計4名体制で実施しました。
教育はどうやって実施しましたか?
弊社の場合、現場店ではEラーニングを実施することが困難であるため、テキストを配布し、各部門にてペーパーテストを行うという方式にいたしました。また、従事する業務によって教育内容が異なるため、2種類のテストを用意しました。最終的には、3000名程の結果集計に一番苦労しました。
安全管理策は何やりましたか?
物理的に新しく導入したものは特にございません。
現地審査の印象は?
2名の審査員のうち1名は前回と同じ方でした。お二方、それぞれ審査の視点が異なっておりましたので、受け答えに少し戸惑う部分もありましたが、事前に実施したコンサルタントの村田様による模擬審査にて、審査員に対する答え方など細かにご教示いただいておりましたので、うまく乗り切ることができました。また、審査において、リスクの洗い出しができていない部分があることが判明しましたが、審査員から細かく質問された事で、今後やるべき事が明確になり、大変勉強になりました。
一番時間がかかった作業は何ですか?
教育テストの取りまとめ、3000件です。しかし、集計結果を見ることで、会社の意識や個人の意識も理解でき、とても参考になりました。
コンサルティングで良かったことを教えてください。
すべてにおいて分かりやすかったです。質問にもすぐに明確に答えていただけましたし、必要な資料もすぐにいただくことが出来ました。また、コンサルティングを開始する際に、前回までのおさらいをしてから進めていただきましたので、とても助かりました。
今後の当社への期待を教えてください。
現在情報セキュリティについては、ヤマトグループ基準で管理を行っている部門が各グループ会社にあり、弊社も別部門で管理・運用をしています。プライバシーマークの運用と重複する点もあり、情報セキュリティトレーニングに関して今後統一していく方向です。その現状を理解していただき、スキルアップするためのノウハウをご教示いただければと思います。